tired student resting on terrace covering face with notepad

モチベーションの維持って難しいですよね?

woman tired from doing yoga
Photo by Tim Samuel on Pexels.com

今回はモチベーション維持がテーマとなっていますが、自分自身モチベーションを維持すること、相手に維持させること、
様々状況でモチベーションを維持すること自体が難しいと私は感じていました。
紙媒体や対面式といった形でモチベーションアップを図ってみたこともありましたが、うまくいかないこともしばしば・・・
そこでショートメッセージサービス(SMS)やテキストメッセージを活用した方法が紹介されていましたので、
ご紹介していきたいと思います。

どんな風にSMS、テキストメーセージを送るのか?

内容:モチベーションを上げる個人に適したメッセージを送る。当事者にどんな言葉が欲しいかヒアリング→メッセージ

自動化:同じようなメッセージ、過剰な頻度、自動化という認識、これらが当事者の注意を妨げる可能性がある為、
注意する必要がある。

頻度:当事者に確認し、適した頻度で送る

なぜSMS、テキストメッセージを活用するのか?

そもそもモチベーションを維持するためには、「自己効力感」と「自己制御」が必要だと述べられています。
様々な前提条件はありますが、モデリング(模倣させる)、強化(評価、褒める)、言語的説得(励ます)といった行動変容テクニックを
SMS、メッセージ内で活用することで「自効力感」を高めることができるようです。
また「自己制御」については当事者に対し、行動計画を立て、それについて反応するといった行動的テクニックを実施することで
「自己制御」高めることができるとのことでした。

SMS、テキストメッセージを活用頻度の調査結果について・・・

前述した内容は実際の調査結果を踏まえた上での活用方法となります。
一部ではありますが、メッセージ頻度についての調査内容を記載していきます。

人数:18名

週に5回のメッセージは多いと感じた人:13人

週に5回のメッセージをを好んだ人:5人

週に3回の自動化されたメッセージを多いと感じた人:9人

まとめ

multiethnic teenagers with skateboard looking at camera
Photo by Anna Shvets on Pexels.com

私もスタジオを経営する中で、お客様のモチベーション維持には日々模索しながら実施していますが、
今回の記事を読み、アプローチの仕方は十人十色だと改めて感じました。
頻度や内容、前提条件として関係性といった様々な要素を鑑みた上で
モチベーションを維持して行く為のアプローチが必要ということです。
冒頭にも少し記載しましたが、自分も相手もモチベーションを維持するということは
何事においても必要なことだと感じます。
今回はごく一部の紹介となりますが、お役立て頂けると嬉しいです。

(文/谷澤大芳

参考文献

Evidence-Based Personal Training,運動行動を変化させるツールとしてテキストメッセージを利用する,the Use of Text Messages for Exercise Behavior Change Techniques,
Justin Kompf, M.S.,NSCAジャパン 2021年翻訳掲載分

0
コメントを残す