
お尻を引き締めたい、お尻を大きくしたい、美尻などといった言葉を広告等でよく目にする機会がりますが、
実際の役割などについて深く理解することは少ないかと思います。筋肉の部位としても比較的大きい部位になるので、
安静時代謝を上げるといったダイエット的な目線でとらえられることが多いと感じていますが、
今回の記事はもう少しお尻(臀部)について踏み込んで知って頂きたいと思い記事を書きました。
この記事を見て少しでも臀部について理解を深めて頂けると幸いです。
目次
膝のコントロールや骨盤のコントロールの為に必要です

分かりやすい言葉をチョイスしながらご説明してますが、お尻の筋肉は大きく三つです。
大殿筋、中殿筋、小殿筋といった部位に分かれます。
これらの筋肉は歩行時、走行時等の股関節や膝の位置を安定させるために使われます。
お尻(臀部)のトレーニングはお尻を引き締めるだけでなく、
下半身の動作を安定させることも期待できます。
アスリートの方はケガの予防等にも取り入れているケースがありますので、
お尻(臀部)のトレーニングは積極的に取り入れていきましょう。
どんなトレーニング良いのか?

以下、トレーニング名を箇条書きにしていきますので、YouTube等で調べて頂ければ幸いです。
取り組みやすそうなものを選んでいますので、ぜひご自宅やトレーニングの選択肢に一つとして取り入れてみてください。
ヒップヒッチ+レッグスイング
サイドプランク+ヒップアダクション
シングレッグブリッジ
実施目安:30秒実施+60秒インターバル、2~6セット
まとめ
今回ご紹介しているトレーニングはごくわずかです。スクワット等でも臀部の筋肉は鍛えることができますので、
ご自身のできる範囲でトレーニングしていきましょう。
お尻(臀部)のトレーニングはダイエットや体の引き締めとしても効果が期待できる上に、
歩行や走行等に日常的な動作の質も高められる便利なトレーニングです。
効果や目的を理解しながら日常にトレーニング是非取り入れてみてください。
参考文献
Exploring the Role of the Lateral Gluteal Muscles in Running: Implications for,Training, K. Aleisha Fetters, M.S. CSCS,Chicago, Illinois,C NSCA JAPAN
Volume 28, Number 2, pages 52-58
(文/谷澤大芳)