正しい理解をもってウォーミングアップを実施することで筋肉痛は予防することができます。
競技、トレーニング、エクササイズなどを行う場合、できるだけ筋肉痛は避けていきたいですよね?
そこで今回は皆様に翌日も快適に過ごして頂けるように、ウォーミングアップの実践方法を紹介していきます!
目次
ウォーミングアップの行い方
5分~25分の有酸素運動(バイク、ジョギング、など)
特異的な(競技などに近い動き)動作を取り入れる
コンセントリックな動作を行う(短縮性の動作)
なぜウォーミングアップが筋肉痛の予防になるのか
筋温の上昇
筋肉の結合組織が伸ばしやすくなる
短縮性の動作をスムーズにする
まとめ
そもそも筋肉痛の原因は「伸張性の動作・不慣れな動作」が原因です。これらの原因が筋肉へダメージを与え、炎症を起こし、筋肉痛(遅効性筋肉痛)となります。
動作に対し、正しくウォーミングアップを行うことで、上記のダメージを防ぐことができます。
今回は「筋肉痛予防」にポイントを絞ってウォーミングアップを紹介しましたが、パフォーマンス向上や傷害、事故を防ぐ為にも有効な手段です。
競技、トレーニング、エクササイズ、など様々な場面で運動は行われますが、ウォーミングアップを忘れずに必ず行うことを心がけましょう。
参考文献
David J. Szymanski[デビッド・J・シマンスキー、MEd、CSCS、オーバーン大学健康・人間パフォーマンス学部]/from Strength and Conditioning Volume 23, Number 4, pages 7-13/ Recommendations for the Avoidance of Delayed-Onset MuscleSoreness
Michael Randone MS, CSCS/NSCA JAPANVolume 23, Number 3, pages 23-26/Attenuationg delayed onset muscle soreness in untrained individuals
(文・谷澤大芳)